<原始仏典>
「持国天は、東を支配する、大王である。ダタラッタ王は、ガンダッバの指導者であり、神通を備えて、容姿に優れた、高貴な王である。」
「増長天は、南方を支配する、大王である。ヴィルーラ王は、クンバンダの指導者であり、神通を備えて、容姿に優れた、高貴な王である。」
「広目天は、西方を支配する、大王である。ヴィルーパカ王は、ナーガの指導者であって、神通を備えて、容姿に優れた、高貴な王である。」
「多聞天は、北方を支配する、大王である。クヴェーラ王とは、ヤッカの指導者であって、神通を備えて、容姿に優れた、高貴な王である。」
http://www.nurs.or.jp/~academy/butten/taikai1.htm
『持国天は、東方を支配する、大王である。ダタラッタ王は、ガンダッバの指導者であり、乾闥婆は、香を食して、音楽を奏でる神である。』
『増長天は、南方を支配する、大王である。ヴィルーラ王は、クンバンダの指導者であり、鳩槃荼は、精を食し、壷の性器を持つ神である。』
『広目天は、西方を支配する、大王である。ヴィルーパカ王は、ナーガの指導者であって、龍は、天空を飛び回って、天気を操る神である。』
『多聞天は、北方を支配する、大王である。クヴェーラ王とは、ヤッカの指導者であって、夜叉は、悪鬼と呼ばれる、地位の低い神である。』
※多聞天=毘沙門天ですね。
http://www.nurs.or.jp/~academy/butten/atanathiya2.htm
<オウム教義>
◎四大王天 この第一天界は、四大王天ともいわれている。四大王天は、堅固王国天、統治変化自在天空天【とうちへんげじざいてんくうてん】、成長天、守庶民外傷天【しゅしょみんがいしょうてん】の四つに分けることができる。 第一番目の堅固王国天、これはだいたいにおいて、神を信奉する国、一国一国に一人ずつの担当の神が存在している。その担当の神が、この堅固王国天の中に統括されるのである。堅固王国天は、天界に対して崇拝している国をしっかりと守る働きがあるのである。 第二番目が統治変化自在天空天である。ここの中心的神はナーガであり、つまり龍であり、これは天候その他を担当している。 そして、第三番目が成長天である。これは、花や木等の生長、生き物の成長等を司っている天界である。そして、この御使いは妖精たちである。 第四番目は、守庶民外傷天である。これは、天界を崇拝する魂が、ケガ、あるいは病気などにかからないように守護する天界である。 そして、これらの四つの神々を四大王といい、この天界を第一天界というのである。 それでは次に、この四大王天の侍神の話をしよう。 まず、堅固王国天の侍神はガンダッバ(花香居半神音楽神)である。ガンダッバは、鳥のような羽の衣をつけ、そして音楽を担当している。これが堅固王国天の侍神たちである。 第二番目の統治変化自在天空天の侍神はナーガ(龍)である。ナーガは自在に変化――まあわたしはこの世界の王であったこともあるわけだが――このナーガにも侍神が存在している。ナーガの侍神は白龍、白い蛇たちなのである。白い蛇たちは、大きなナーガの木で戯れ、楽しんでいるのである。 そして、第三番目の成長天の侍神は、クンバンダ(所有壺形強力生殖器妖精)と呼ばれる。このクンバンダは、現代でいうところの妖精であると考えてよろしい。 そして、第四番目の守庶民外傷天の侍神は、人食い鬼神である。この人食い鬼神は、悪業を積む魂を食べてしまうのである。 これが四大王天、つまり第一天界の内容である。 そして、この四大王天は、それぞれ東西南北を守護している。南の守護神が成長天であり、北の守護神が守庶民外傷天であり、西の守護神が統治変化自在天空天であり、東の守護神が堅固王国天なのである。
※クンバンダ=妖精ではありません。
むしろ、餓鬼(低級霊)、動物、細菌、ウイルスなどもこの神の管轄下にあります。
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